デッドフールの部屋

いや、すっかり忘れてた。
まあ、感想を書き始めたのがオリュンポスあたりからだったし、恒例行事ではなかったので仕方がないといえば仕方がない。

とりあえずマテリアルでもう1回ざっと読んできたので、感想を書かせてもらいます。
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まず最初に言わせてくれ。

わざわざ邪馬台国でやることだったか?

だって内容が新撰組の内部抗争と織田姉弟の話だったじゃん? 邪馬台国でやることじゃないじゃん。

とは言っても、本能寺や京都で既にぐだぐだイベントやってるし、帝都ネタも使っちゃったしで、場所がなかったのも事実。同じ場所でやるよりかは、ぐだイベらしく、とち狂ったタイトルで突拍子もない場所でやってもらった方がいいですからね。そこには目を瞑るとしましょう。

え? そもそもファイナルじゃなかったのか?
それ言ったらどこぞやのFFだってタイトル詐欺でしょ

まあ、逆に考えると、カルナやアルジュナ、ギルガメッシュなどの神代キャラが出ている中、日本キャラの中で一番古かったのが平安ですし、どこかのタイミングでは弥生や飛鳥あたりのキャラを出さないといけなかったでしょう。そう考えれば、何と結び付けても違和感がない(というより元々が狂気の塊なので今更違和感を付け加えても問題ない)ぐだぐだイベントで登場するのは納得です。


まず新撰組側。副タイトルでも新撰組列伝ってありますし、実際メインです。
基本ぐだぐだってノッブと沖田さんの関係者が出てくるんですよ。明治維新では新撰組の土方さんとノッブの姪にあたる茶々、帝都では新撰組と同じ時代を生きた龍馬と以蔵、ファイナルではノッブの家臣である森君やノッブと同じ時代の大名である長尾景虎など。だからまあ、順番的には新撰組ってことになるのかな?

そこで斎藤一という新撰組を語る上では外せないキャラをここで実装し、さらに芹沢鴨や山南敬助の登場させて新撰組の物語を展開するのはなかなか良かったです。ところで局長の近藤さんは一体いつになったら実装するんでしょうかね。

このイベントの半分くらいは新撰組関係でしたが、新撰組のハードボイルドな感じがたまらなかったですね。後先考えずに誠の文字と共に時代を駆け抜けた男達(沖田さんは女だけど)の物語、って感じで。Screenshot_20201203-142137_FateGO
このカットが最高にかっこよくて好き。これに永倉さんとか近藤さんとか実装されて、どんどん増えていくといいなぁ、なんて考えたりします。

あと斉藤さんがなかなかいいキャラしてますね。飄々としていながら、決める時にはしっかり決める。そのギャップがたまらないという声も。ちなみに私は斉藤さんといえば「ガトチュ☆エロススタイル」のイメージが強いですね。

悪役側の芹沢鴨も良かったです。
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芹沢鴨といえば、るろ剣の志々雄真実のモデルになった人物で一部の界隈では有名です。
この芹沢さんも、欲望に忠実で、悪逆非道で、傍若無人で、本当にどこまでも悪なキャラでした。どんな作品でもそうですが、筋が通っているキャラというのは、悪役であれ、味方であれ、見ていて気持ちがいいです。
そして最後も、道連れにしようとした山南敬助を突き飛ばして、「お前らはそっち側、俺はこっち側だ」と言い、一人で闇に飲まれていきました。足掻けるところまでは足掻くが、もう詰みだと分かれば、足掻くのをやめて自分一人で散るというのは、なんとも言えないかっこよさがあります。
あとイベント後半で、芹沢さんが子供に優しかったとありますが、上の画像でもカッツが暗殺しようとした時に(正しくは心臓刺した後に)土方さんにキレてます。暗殺そのものではなく、ガキにそんなことさせるのか、って。悪役とはいえ、なかなか憎めない人です。
しかし、実装して欲しいか、して欲しくないかでいえばしないで欲しいというのが正直なところです。あれだけ悪役として有終の美を飾ったんだから、出てきたら拍子抜けといいますか。
真っ直ぐな悪役は最後があるからこそ、悪役として美しいんだと私は思いますね。

そして何より山南さん。
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サーヴァントという英雄でありながら、根っこは平凡というのが何より魅力的でした。
というのも、型月の一般人って衛宮士郎といい、黒桐幹也といい、凡人であればあるほど思考がぶっ飛んでるんですよ。凡人らしい凡人なんてウェイバーくらい。
そんな中、山南さんは免許皆伝するぐらい剣の腕がたつけど、その心は誰よりも平凡なものなんですよ。後悔もあるし、やり直したいっていう気持ちもある。だから芹沢さんの方について「もし芹沢さんを信じていれば」と他の可能性に賭けたい気持ちもあったんでしょう。そう考えると、一番感情移入がしやすいわけです。

しかし平凡な彼は、元々味方だった土方さんや沖田さんのことを捨てきれず、かと言って芹沢さんの方の可能性を捨てることもできない。
その結果、沖田さんや土方さんと戦うことになるし、最後もどっちつかずで中途半端な山南さんを芹沢さんは連れていかず、自分一人で逝ってしまう。
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斉藤さんがこんなこと言ってましたが、何となく意味は分かります。




次に織田姉弟。
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何かと有耶無耶にされていた織田姉弟の関係がここでようやく登場しました。
卑弥呼という偉大な姉を支える弟と、自分を邪魔者扱いして偉大な姉を称える弟の対比が非常に良かったです。
この対比のために邪馬台国の卑弥呼が必要だったのかな? と考えれば納得です。卑弥呼以外の兄弟枠だと頼朝とかになるんですかね? 絶対ギスギスするやつじゃん。

そして何より驚いたのがカッツ実装。
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まさかここできたか、って感じでしたね。
正直ファイナル本能寺でも良かった気がしますが、イベントの中で弱小霊基だったカッツがどのように霊基を獲得したかが書かれてますし、称えるのではなく、支え合っていくことを知ったカッツだからこその信長支援に特化した性能なんでしょう、宝具使ったら死ぬけど。


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このセリフも良かったですね。
英雄として何も持ってない信勝が唯一持ち得る能力が、自分が魔王にした姉を召喚するというとんでもっぷり。信勝のエクストラモーションを見ればわかると思うんですが、ノッブが魔王ガン引っさげて出てくるんですよね。あれってネタじゃなくてちゃんと意味があったんだなって。


卑弥呼は...あんま出番なかったね。
ちゃんとした出番が最後の最後だけだったし、それ以外がハマグリ大好き腋見せ娘だったからなあ。
でも最後の壱与とのやり取りでみんなの腹筋持ってたところはさすがぐだぐだキャラだなって。壱与ちゃんの後輩OL感が個人的に好きなので実装に期待ですね。え? 先にキンカンと柴田? そういうのええから。


他もちゃんとぐだぐだしてたので、ぐだぐだイベントとしては満足です。
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逆に悪かった点といえば、収穫クエストとやはりレイドのドロップ率でしょうか。

収穫クエストのQPや種火の8時間はまだいいんですが、再臨素材の12時間はちょっと厳しかったですね。素材と交換で収穫時間を半分にするなどの仕様があっても良かったんじゃないかなと思いました。

レイドは卵のような金素材のドロップ率が10分の1くらいで、一部のユーザーが「もうハニワじゃなくて、芹沢さんが卵産んでくれないかな」という狂気じみた発言をしてました。人間って怖いね。
せっかく期間限定のレイドをするんだったら、4分の1くらいにしてくれないとやりがいがないんですよ。まあ、こればっかりは次のレイドに期待ですね。




全体的に見たらストーリーも攻略も面白かったですし、ぐだぐだらしさもある良イベでした。
点数でいえば、ぐだイベとして見るなら78点、普通のイベとして見るなら69点ぐらいですかね。

とりあえず明日から始まる地獄曼荼羅のために、弱体無効や弱体解除持ちのキャラを育成しときます。
ではまた。


ついに来ますね、地獄曼荼羅。

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金時の平安霊衣は普通に嬉しいところ。
何せ頼光や茨木、酒呑童子が和風なのに対して、こいつ洋服なんだもん。平安鯖のくせに日本らしさが全くなかったので、和風のシリアスにぶち込みにくいっていう欠点があったから嬉しい。持ってないけど、当てたらこの霊衣で使うわ。

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やっぱ出てくるよね。名前だけずっと出てきてたので、結構待ち焦がれた人もいたんじゃないでしょうか。
髪型が変、っていう意見もあるけど、どうせ再臨で平安っぽい帽子かぶるから大丈夫でしょ。それにこの髪型見てると、金時があんなのだったのにも納得だわ。
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知ってた。
とりあえずお前は陳宮な。



前章であるオリュンポスのできが散々だったので、できればオリュンポス以外のライターでお願いしたいところ。あと武蔵が復活!! とかマジでやめろよな? (シナリオがあれだったとはいえ)かっこいい最後を遂げた武蔵が「地獄から復活!!」みたいに出てきても、ちっとも嬉しくない。



※注意:イベントのネタバレがちょいちょい出てきます。終わったイベントとはいえ、やってない方は見ない方がいいです。
それじゃ、今回の本題であるイマジナリスクランブルの感想をば。
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まずイベントとしてはCCCのような立ち位置という認識で大丈夫だと思います。虚数潜航というストーリーに関わるテーマで、位置的には4.5章です。



良かった点:


まずはジルドレのポジションですね。
一応特攻鯖になっていますが、主人公たちと一緒に行動する訳ではなく、外部でのナレーションのような立ち位置でした。
まあ、fgoやってる人は分かると思うんですが、キャラの数が多い割にはキャラ全員に出番があるわけじゃないんですね。今回のような虚数空間とかいうとんでもない場所だったら仕方ないんですけど、キャンプやコミケ、クリスマスみたいにどんなキャラでも参加出来るイベントでさえ、出てくるキャラには格差がでてきます。
例えば、厨房&ママ枠で使いやすいエミヤ、ネタで使いやすい黒ひげや刑部姫、何故か分からないけどボケでもツッコミでも使えるジャンヌオルタ、円卓共などなど。こいつらは特効キャラじゃなくても頻繁に出てきます。特にエミヤと黒ひげに関していえばイベントほぼ皆勤賞じゃないでしょうか。
逆にキャラが薄い鯖、あるいは濃すぎる鯖達というのは使いにくいのであまり登場しません。ダレイオスやエイリークなんかが前者にあたります。だいたい二人以上のタッグを組ませて登場させるのが主流なんでしょうけど、喋れないバーサーカーの連中って誰かと組ませにくいんですよね。呂布にはまだ陳宮という唯一無二の強烈なパートナーがいますが、ダレイオスとかイスカンダルぐらいしかいないですし、エイリークに至ってはまじでいない。だって組ませたら嫁さんが呪うんだもん。同じ低レアのスパルタクスはネタでもシリアスでも大活躍だというのに、どこでこんな格差がついてしまったのか。
あとは濃すぎるといえばやはりジルドレです。クトゥルフが関連しているのもあるんですが、基本ジャンヌのおっかけみたいな扱いなので、シリアスで起用しにくいんですよ。
でも今回はそんなジルドレを上手く使えてたと私は思います。外部からのナレーションとして、あるいは深淵の関係者として長らく有耶無耶になっていたフォーリナーについての深堀りをストーリーの合間を縫って説明する、というのが今回のポジション。活躍しすぎず、かと言ってこの前のレクイエムコラボのように特効キャラの刑部巴ガネーシャトリオのような一瞬だけの登場でもありませんでした。本当にあれは酷かった。
これだけでも今回のイベントにはいい評価をあげれますね。


あと項羽の立ち位置も良かったですね。
夏イベでもそうでしたが、項羽というキャラは言ってしまえば、こいつ一人で全て片付けてられてもおかしくないレベルでチートです。
当然ゲームの使用上、それはできません。
そこで事態を予測し、数々の打開策などを仕込み、仕込みが終わったところで何かの理由をつけて退場するというキャラです。何が起こるかということも主人公には伝えません。何が起こるかを先に知ってしまうと、先で起こる事態そのものが変わる可能性があるから、ということらしいです。
夏イベでは虞美人に託す形で、そして今回は節約の目的で役割をこなし、見事に退場していきました。


ストーリーはシンプルに良かったですね。
全体に張り巡らされた伏線をしっかりと回収していき、その一つ一つに無駄がなかったところが高評価ポイントです。こういうのって大体どこか無駄になるんですけど、そこら辺がしっかりしていたので読んでて苦じゃなかったです。

ちなみにですが、読んでて苦になるシナリオっていうのは、急に「実はこうだった!!」な展開になる、伏線すぎてバレバレ、キャラが活躍しないで主人公がベラベラ話し始めるなどが当てはまります。最近だとレクイエムコラボなんかそうでしたね。全部あてはまるとか逆にすごい。

ゴッホちゃんと他のキャラクターのやり取りも良かったです。キャプテンとはどちらも同じ「混ざり物」として、フランとはどちらも同じ「ちぐはぐな怪物」として仲良くなっていいて微笑ましかったですし、北斎への羨望の眼差しは史実通りで、違和感なくすんなり入ってきましたね。え? ゴッホや北斎が女なことに疑問を持てって?

そして決定的だったのは一枚絵の少なさ。
何がいいの? って方いらっしゃると思いますが、一枚絵って基本的に盛り上がりで必要な部分でしか使わない方がいいんですよ。言ってしまえば漫画の見開き1コマみたいなやつ。
ユガ・クシェートラのカルナVSアルジュナの一枚絵なんかを見てもらえば、盛り上がりでの一枚絵がいかに重要かが分かります。
最初は物語のクライマックス部分である「艦名を告げよ」のシーンで使うのかな、と思いましたが、使われたのはまさかの最後の最後。しかも主人公たちがカルデアに戻ったタイミングで。
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優勝です

あのさぁ!! シナリオライター君さぁ!! ゴッホちゃんをそんなに引き立たせて誇らしくないの?


そして引けなかったという心の傷が非常に痛い。どうやら福袋で頑張るしかないようですね。

まあ、良かった点はそんなところです。
何せ今年の新規イベは内容がどうも薄くって...
水着イベはクレイジーサイコレズのギャグイベだし、レクイエムはとんちんかんだし、肝心のオリュンポスは桜井だし。
そんな中でこのイベントは内容が深く、不気味ながら面白かった。



さて、これだけべた褒めしましたが、当然悪い所もいくつかありました。

まずシリアスなはずなのに、ギャグが多い。
ボボボーボ・ボーボボネタとかバトルドームとか、とりあえずネタが多かった。
まあ、一応イベントだし? 多少のあれは許すけどさ、仮にもシリアスなわけじゃん? 一応同じ枠であろうCCCと比べるとなんかなあ...って感じでした。ただCCCは某菌糸類の神様が「台本書きたいです!!」って言って書いた本編って昔から言われてるから仕方がないとしても、シリアスメインのはずなのに、全体的にギャグが多いのはもう少し何とかならなかったものか。

ストーリーも、ちょっとあれなところがありました。
後半パートのメインと言っても過言ではない大フォーリナー祭り。約1名ギャグ枠がいたとはいえ、大事なところなのにめちゃくちゃテンポよく終わってしまったのがあれでした。
暴走フォーリナー登場&バトル→ゴッホちゃんの星月夜で鎮静化→チャンチャンっていうのが何回もですからね。せっかくフォーリナーいっぱい集めたのに...と少し残念でした。あとボイジャーはともかく、エリセが急に出てきたのは驚いた。まあ保護者枠だし仕方ないけどね。


個人的な感想ですが、ネタ枠とはいえ、謎のヒロインXXのところの終わり方はなんか良かったですね。私は好きです。

あと操作性のところや使用かな。
深淵まで解放した人はわかると思いますが、ノーチラスをタップしにくいんですよ。ノーチラスのところに周りたいクエストが集結してるので、非常にイライラしたし、めんどくさかったですね。
あと画面が全体的に暗いので、どこを解放したのかイマイチ分からないんですよ。あとソナーの性能ですね。使いやすさだったら刑部姫とメルトの2択でした。頼光なんていなかったんだ、いいね? 




まあ、そんなところですかね。
全体的に見れば、好印象でシナリオも悪くなかったです。点数でいえば60点後半から70点前半くらい。今年のイベントやストーリーの中だったら一番好きなシナリオです。ちなみに2番目がバレンタインだったり。地獄曼荼羅にもなぎこさん出てくるみたいなんで楽しみですね。さすがにパリピムーブはしないと思うんですけど。

そういえば今キャラランク的なものを作ってはいますが、度々入る強化のせいでぶれるんですよこれ。この前も金時と茨木童子の強化のせいで結構ぶれましたからね。さっさと作って暫定版にしなきゃ...